足し算プリントです。無料でダウンロードして、そのまま印刷できます。1桁どうしの30問を1枚にして、月曜から金曜までの5枚セットにしました。問題は毎週入れ替わるので、先週と同じ紙にはなりません。
足し算でつまずくのは、81通りのうち36通りだけ
1桁どうしの足し算は、全部で81通りあります。そのうち答えが11以上になる、つまりくり上がりが起きるのは36通りです。子どもが止まるのは、ほぼここに集まります。8+5 で手が止まる子も、3+4 なら一瞬で答えます。だから「足し算が苦手」と丸ごと捉えるより、「くり上がりが苦手」と切り分けたほうがいい。練習する範囲が半分以下になります。月曜から木曜の4枚は81通りから満遍なく選び、金曜の1枚だけくり上がりを厚くしてあります。
足し算プリント5枚の使い方(金曜は30問中18問がくり上がり)
月曜から木曜の4枚は、答えを書くだけの標準形です。金曜の1枚は作りが違います。30問のうち18問をくり上がりにして、そのうえで半分の15問を虫食い(7 + □ = 12)にしてあります。木曜まで手を動かして形に慣れ、金曜に本当に分かっているかを確かめる並びです。1枚は5分から10分で終わります。5枚と答え5枚を1つのPDFにまとめてあるので、日曜に一度印刷すれば1週間もちます。
くり上がりは「10のまとまりを作る」だけ
8 + 5 が出てきたら、5 を 2 と 3 に分けます。8 に 2 を足して 10、残った 3 を足して 13。やっているのはこれだけです。指で数え上げている子は 8 から 9、10、11 と5回数えるので、時間がかかるうえに1つずれます。10 を作る形に切り替わると、答えが出るまでの時間が目に見えて縮みます。数え上げを叱ってやめさせるより、10 の作り方を1回見せるほうが早く届きます。
丸つけで見るのは、答えより「かかった時間」
正誤だけ見ていると、指で数えて正解した子と、10 のまとまりで答えた子が同じ丸になります。この2人は3か月後に差が出ます。1枚にかかった時間を紙の隅に書いておくと、その差が数字で見えます。30問で5分を切ったら、くり上がりが手癖になったサインです。間違えた問題は消しゴムで消さないでください。赤で正しい答えを横に書き足しておくと、翌週の1枚を始める前に何を間違えたのかが残ります。
毎日プリントを刷って丸つけするのが大変なら、自動で採点してくれるタブレット学習という選択肢もあります。紙とタブレットには、採点の手間や定着の仕方ではっきりした違いがあります。
よくある質問
足し算プリントの問題は毎週変わりますか?
変わります。数字の組み合わせが週ごとに入れ替わるので、先週の紙とは別物になります。ページの上に、その週の日付を出しています。
何年生向けですか?
小学1年生です。答えが18までの1桁どうしの足し算だけを扱っています。くり上がりを習う2学期から、ちょうど使いどきになります。
虫食い(7 + □ = 12)は何のために入っているのですか?
答えを覚えているだけなのか、足し算の意味が分かっているのかを見分けられます。金曜の1枚に15問入れてあります。ここで止まる子は、くり上がりの手順ではなく、数の分け方のほうでつまずいています。
指を使って数えるのは、やめさせたほうがいいですか?
急いでやめさせなくて構いません。10 のまとまりを作る形を見せていくと、自分から指を使わなくなります。先に指を禁止すると、計算そのものを嫌がるようになります。
1日にどれくらいやればいいですか?
1枚30問で5分から10分です。5枚で1週間ぶんなので、平日に1枚ずつ進めてください。土日は休ませて構いません。毎日やることより、同じ時間帯に座るほうが続きます。
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